群馬サイトハウンドクラブのホームページへようこそ。
新しい視点でサイトハウンドの事を真剣にちゃんと!!考えるコミュニティクラブです。
公園にお散歩に連れて行くと、小型犬がとても多いですね。そんな中、走る事が一番の喜びであるサイトハウンドが自由に走る事が出来ず、肩身の狭い思いをしているのが現状。
サイトハウンドを飼うのって本当に大変・・・。でもサイトハウンドの魅力にズッポリハマっている人も多い筈。
このクラブは第10グループであるのサイトハウンドを飼われている方々のコミュニティの場を提供し、、
色々な意見交換の場や、オフ会や様々なイベントを企画して、サイトハウンドとより良く共生して行ける社会づくりを目指します!
入会金、登録費用は一切ございませんのでお気軽にお問い合わせください。
群馬サイトハウンドクラブの目的
私はサルーキというサイトハウンドを飼育している中で、今までに数多くの疑問や壁にぶち当たり、現代社会におけるサイトハウンドの適正飼育とは何なのか・・・??常に疑問視しておりました。狩猟という本能を持ち、走る事が一番の喜びであるサイトハウンド。
しかし、この現代社会でペットとして飼う場合、彼らにとっては本能と喜びを制限された中で生きて行かなければなりません。
他犬種も同様、ドッグランという施設以外でリードを外し、自由に走る事は法律で禁止されています。例えば公園内や山林でもダメです。
では、彼らのストレスを溜めずに毎日ドッグランに通えますか?
私の目的は共生できる社会づくりです。 ペットも家族の一員であるという事。当たり前の事です。命あるもの、掛け替えのない人間により近い動物です。
彼らが自由に遊び、走り回れるドッグラン施設を設け、無料で(鑑札と狂犬病予防接種済票の提示が必要)提供している素晴らしい自治体が多くありますが、まだまだ少ないのが現状で、群馬県にはこのような施設はありません。
私はNPO法人群馬わんにゃんネットワークという非営利団体に所属し、『県内の殺処分をゼロに!』というスローガンの下、これに賛同し今日までボランティア活動し続けている中、殺処分をゼロにする根底にも、このようなフリーで遊ばせられる施設の有無はとての大きく影響していると感じています。
一つの例として挙げると、ワンちゃんのストレス→問題行動→飼育放棄→保健所へ持ち込むか、遺棄→殺処分
このような連鎖反応も現状多く見られます。
外国へ旅行に行くと、ペットの飼い方を見て羨む光景を度々目にします。公共の公園の芝生の中で生き生きと自由に走り回るワンちゃん達、しかし、日本の場合、『芝生内はペット立ち入り禁止!』という看板だらけ。。。『決まりを守って良い飼い主に・・・』と言われても、コンクリートの上を歩かせる方がワンちゃん、特にサイトハウンドにとっては良くない事であったりします。もっと言ってしまうと、フリーで走らせてあげられる環境が無いにもかかわらず、サイトハウンドを飼う事は彼らにとっては生き地獄の様なもの・・・言い過ぎかもしれませんが、私は彼らを見ていると走る事が何よりもの喜びで輝きに満ち溢れ、私に訴え掛けているように思います。
もし、彼らのその喜びを与えられない世の中であれば、ペットショップで安易に売買して欲しくないのです。
それくらい、サイトハウンドを飼育するという事は覚悟が必要だという事なのです。
ペットショップで売られて、誰でも自由にペットを飼う事が許されている社会なのですから、もっと自由に遊べる施設を増やし、現代社会を生きる我々一人一人がよりペットに対する意識(犬は家畜ではなく、愛玩動物という意識)を深め、改善して行けたら・・・と切に願います。この事は愛犬家だけでは無く、たとえワンちゃんを飼われていない方も、ワンちゃん嫌いの方にも理解して欲しいのです。
べつに、行政に頼らなくても民間の愛犬家がお金を出して施設を作った方が早いのでは?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
でも、それでは社会が変わらないと思うのです。 愛犬家同士、意識が同じ者同士が慰め合い、団結を組んで実行しても社会を変えるには相当な年月をを要し、もしかしたら平行線のままかも知れません。
私は行政と一緒に取り組むからこそ、人々のの意識も変わるのだと思います。
私は殺処分ゼロに向けて日々取り組む中、行き場の無い子達をレスキューして自宅で保護し、里親を探す・・・。
この活動は相当な労力と時間とお金を使い、日々汗水たらして・・・本当にボランティアの体力と精神力は計りしれません。
一人でも多くの方々にこの活動を休む事無く続けている人達がいるという事を知って頂きたいです。
しかし、この活動は問題が発生してしまった事をどう処理して行くか、という事。
大切なのは、こういった現状を生み出さないために何をするべきなのか?という事だと私は思います。
私の考えが正しいとは全く思っておりません。色々な方々の意見を多く聞き、取り入れながらペットと共生出来る社会づくり、その中でも特に飼育が難しいサイトハウンドの為にも高速で走れるアップダウンのある広いスペースが設けられればベスト!!!!
なんて考えていますが、あくまでも公共の場として市民に提供する事が次第に意識改革へと繋がり、その先の10年後、20年後、殺処分ゼロの目的への道標にも成り得るのではないかと思っております。
これが先ず第一段階の目標です。